それいけ!アンポンタン〔3〕

 
やめるんだ!バイキンマン!!



うるせーやい!


「糖類オフ」とか言うんじゃなーい!「糖類」とは砂糖やブドウ糖など単糖類・二糖類のことを指すそう。しかし、これら糖類を含め、オリゴ糖、キシリトール、アスパルテーム、その他人工甘味料などを「糖質」と言うらしい!いいかい、つまり「糖類(砂糖)オフ」だけど「糖質(人工甘味料)オン」している可能性もあるということ忘れてはいけないわけだから、もう「糖類オフ」って書いてるなんて、ほぼ消費者のことを…


 
消されるぞ!アンパンマン!!

それいけ!アンポンタン〔2〕

 
やめるんだ!バイキンマン!!



うるせーやい!


「コラーゲン配合」とか言うんじゃなーい!コラーゲンとは多細胞動物に存在するタンパク質のひとつ。「コラーゲン配合」と書いてある商品の多くは高温処理され た「ゼラチン」のことで、もはやコラーゲンとは呼べないのかも知れない!仮に低分子化した「コラーゲンペプチド」を摂取したとしても、体内のコラーゲンを つくる線維芽細胞にまでは取り込まれないわけだから、もう「コラーゲン鍋」なんて科学的に言ったらチャンチャラおかしな…


 
しゃべりすぎだ!アンパンマン!!

それいけ!アンポンタン〔1〕

 
やめるんだ!バイキンマン!!



うるせーやい!


「銀だら」とか書くんじゃなーい!「鱈」っぽいけどまったく違う。カサゴ目の「ギンダラ」という大型深海魚は存在するが 「銀だら」という魚はいなーい!「白身魚の切り身」を日本的に美味しそうな表記にし、現存しない魚として売っていると言ったところか!ちなみに「銀だら(トラウト)」なんてのもあるが「トラウト」とは、もはや海産ではなく淡水産のマスだったりするわけだから、もう「銀むつ」や「銀じゃけ」なんて奥さん…


 
やめるんだ!アンパンマン!!

電子ブックリーダーで日本語を読む覚悟ある?

アップルのiPadが話題になっている昨今、
電子書籍の領域ではアマゾンのKindleとの比較もよく見聞きします。

engadged日本版「アップルiPad vs アマゾンKindle 比較リスト」
http://japanese.engadget.com/2010/01/31/ipad-vs-kindle/

素晴らしいスペックであり、早く手にしてみたいと思いつつも早速思うところアリ。
それは、「長時間読んでいられる日本語が表示されるの?」ってことです。

どちらもアメリカ発のデバイスです。
つまり、どちらも英語の表示が前提になっているワケです。
アルファベットは大文字・小文字あわせても52文字ですが、
日本語はひらがな・カタカナ・漢字と膨大で画数も多く、
いま皆さんがご覧の高性能ディスプレイであっても
文字のつくりがあやふやな状態がおきているかと思います。(→薔薇、憂鬱)

書籍などに印字されることや読まれることを前提にしてきた日本語書体のように、
表示されることを前提にするちゃんとした日本語が開発されない限り、
日本人には電子ブックリーダーでの読書は無理があるように思えてなりません。
(そもそも横組みを前提にした縦位置Kindleが縦組みに対応するとは思えない)

じゃあ表示されることを前提にした日本語書体ってどんなのって話です。
一時期までのケータイで見てきた略された漢字ではないことは確かでしょう。
ではひらがなだけでぶんしょうをかくようにすればよいのでしょうか。
これも読みにくいですよね。
スペック的に言うならば、少なくとも明朝体のトメ・ハネなどが表現できるような
ピクセル数を叩き出さないと(Kindle DXの数倍?)、
文化として培ってきた日本語の読み物は電子辞書では読めたものではないはずです。
逆に、デバイスありきのテキスト流し込みコンテンツをつくると、
おかしなところで改行されたりするのだろうなと嫌な予感がします。

iPadを紹介するこの日本語の改行も普通に変ですよね。

↑これに違和感を抱かなくなってしまうと、
日本語がないがしろになり、日本文化がないがしろになっていく気がします。
そんな時代になっていくのかな。そうはなってほしくないなぁと思うのでした。
(私の日本語も結構あやしいけれど...)


動画にまつわる静止画、これ大事

国立新美術館ではいま、文化庁メディア芸術祭が開催されていおります。
ホームページでも紹介されているように、
エンターテインメント部門の大賞に輝いたのは
SOURというバンドのMV「日々の音色」です。
しかし、どうなんでしょうか。この紹介ページの静止画は。
http://plaza.bunka.go.jp/festival/2009/entertainment/001200/

ちょいキモです。
私は昨年からこの静止画を目にしていたのですが、
ちょいキモなので、普通にスルーしていました。
魅力的な楽曲だし、素敵な映像なのに、
もっとも切り取ってはいけない部分を切り取ったようにも思えます。

では動画サイトで真っ先に辿り着くYouTubeではどうでしょう。
おそらく任意の位置で自動的に静止画像を抽出しているように感じます。
ですが、こちらのほうがよっぽど良いです。



YouTube内を徘徊しているときだって、
紹介の静止画である女子の水着姿とかを見てクリックしている方も多いはず。
クリックする・しないにおいて、
静止画はタイトルと同時に動画の重要なポイントだと思うのです。

無関心だったユーザーもこれから動画のアップロードをする時代でしょうから、
YouTubeや他の動画サイトも、静止画像として自分の見せたい場所が
セレクトできるようになるのかなぁ、なればいいなぁと思った次第です。

このブログについて

くだらないことからどうでもいいことまで、
日々の中で浮かんだことを公開する予定のブログです。
とりとめのないことばかり書く気もしますが、
読者にとって何かのヒントになればと思います。
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2010年2月1日開設